☑️ ソフトバンクなど3社が鉄道沿線光ケーブル活用の専用線開始
☑️ 直線的ルートで低遅延を実現し複数経路で高い信頼性を確保
☑️ 金融の高速取引や地方分散型データセンターの接続を後押し

ソフトバンク、JR西日本光ネットワーク、JR九州電気システムの3社は2026年2月10日、鉄道沿線の光ケーブルを活用したイーサネット専用線サービスの提供に向けて協業し、同年2月から開始すると発表しました。金融分野における高速取引や、データセンターの地方分散化に伴う低遅延かつ高信頼な通信需要に対応する方針です。
各社が保有するWDM(波長分割多重)ネットワークを相互接続して構築されます。鉄道インフラに近接するルートは一般的な通信経路に比べて直線的であり、物理的な伝送距離を短縮できるため、通信遅延を低減できる構成です。鉄道インフラ自体の耐震性や安全性に加え、複数事業者のネットワークを組み合わせることで、単一障害点のリスクを排除したと説明しています。
可用性の向上に向けて、異なる2経路を光スイッチで自動切り替えする冗長設計を採用しました。災害や設備故障などのリスクを低減し、高い可用性を確保する仕組みです。ソフトバンクによれば、九州をはじめとする地方へのデータセンター分散が進む中、災害リスク低減やエネルギー制約への対応において地域分散型インフラの重要性が増しています。
特に金融分野では、主要都市間のレイテンシー最適化が課題です。本サービスは顧客ごとに専有帯域を提供する帯域保証型であり、他のトラフィックの影響を排除した安定的な通信環境を提供します。他にもAI学習用データの転送やデータセンター間の分散処理といったミッションクリティカルな用途での活用を想定しているとしています。
発表日時: 2026年2月10日
関連URL: https://www.softbank.jp/biz/news/nw/20260210/
