☑️ 2026年3月1日からWelcome Suica MobileでSuicaグリーン券の購入が可能
☑️ Apple Pay決済により紙の切符より割安なSuicaグリーン料金を適用
☑️ 車内の読み取り部へのタッチで車内改札の省略を実現

東日本旅客鉄道は2026年2月20日、訪日外国人向けアプリ「Welcome Suica Mobile」において、首都圏の普通列車グリーン車を利用できる「Suicaグリーン券」の購入機能を2026年3月1日より提供すると発表しました。本施策は「Suica Renaissance」で掲げる、Suicaを軸としたデジタル接点強化の一環です。
これまでは駅の券売機などで紙の切符やICカード向けに購入する必要がありましたが、新機能の導入によりスマートフォン上で完結します。利用者はアプリ上で乗降駅を選択し、Apple Payで決済を行います。乗車後は座席上部の読み取り部に端末をタッチすることで、車内改札を受けることなく目的地まで移動可能です。
利用料金と対象エリア
購入可能なグリーン券は、東海道線や宇都宮線、常磐線、上野東京ラインなどの普通(快速)列車に連結されている自由席グリーン車が対象です。料金体系は、駅や車内で購入する紙の切符(通常料金)よりも安価な「Suicaグリーン料金」が適用されます。
| 営業キロ | Suicaグリーン料金 | 通常料金(紙の切符) |
|---|---|---|
| 50キロまで | 750円 | 1,010円 |
| 100キロまで | 1,000円 | 1,260円 |
| 101キロ以上 | 1,550円 | 1,810円 |
決済はApple Payに限定されており、チャージ残高(電子マネー)での購入はできません。また、利用は1端末につき1名分のみで、乗車日当日分のみ購入可能としています。東海道線の函南駅、三島駅、沼津駅を発着とするグリーン券は本アプリでの購入対象外となります。
この取り組みは、訪日外国人の移動におけるストレスを軽減し、鉄道利用の快適性を向上させることを意図しています。JR東日本は、今後もデジタル技術を通じた顧客接点の強化と、シームレスな移動環境の構築を進める方針です。
この動きは、首都圏の鉄道網におけるインバウンド対応を一段と加速させる公算が大きい。
セルフサービスによるグリーン券購入の普及は、主要駅の有人窓口の混雑緩和や車内アテンダントの検札業務の効率化を後押しする取り組みです。
今後は、決済手段の多様化やAndroid端末への対応範囲の拡大が、さらなる普及への焦点となります。
発表日時: 2026年2月20日
関連URL: https://www.jreast.co.jp/press/2025/20260220_ho01.pdf
