☑️ 直近1年間のスマホ決済利用は57.5%で若年層の女性は8割弱に到達
☑️ 利用者の7割強が週1回以上使用し店頭決済のメイン手段として定着
☑️ サービス選定は店舗数と手順の簡便さを重視する傾向が鮮明

ネットリサーチ大手のマイボイスコムは、10回目となる「モバイル決済」に関するアンケート調査の結果を公表しました。2026年2月1日から7日にかけて実施された同調査(回答者数1万1,452名)によると、スマホ決済が日常生活に深く浸透し、決済手段の主役へと躍進している実態が明らかになりました。
若年層女性の8割が活用する決済インフラ
直近1年間に店頭でスマホ決済を利用した人の割合は57.5%に達しています。特に属性別では女性の若年層で利用率が高く、10・20代で8割弱、30代で7割弱を記録しました。男性10〜40代や女性10〜30代においては、支払方法として「現金」に次ぐ2番目の地位を確立しており、従来のクレジットカード(カード本体の利用)を上回る結果となっています。
利用されている具体的なサービス名では、PayPayが47.5%と半数近いシェアを占め、次いで楽天ペイが25.6%、d払いと交通系電子マネーがいずれも2割前後で続いています。Apple Payは9.0%に留まるものの、若年層では相対的に比率が高い傾向が確認されました。
店頭決済の6割以上をスマホで完結
利用の質的な変化も顕著です。直近1年間のスマホ決済利用者のうち、週1回以上利用する層は7割強を占めています。「週4~5回以上」のヘビーユーザーも2割強に達しており、特に30〜50代男性で頻度が高い傾向にあります。
店頭での支払い回数全体に占めるスマホ決済の割合についても、6~7割以上をスマホで支払う人が5割弱に上りました。このうち、決済の8〜9割以上をスマホで行う層も3割に達しており、キャッシュレス化が一部の層で極めて高い水準まで進行していることが分かります。
キャッシュレス決済選定の決定打
今後の利用意向については、全体の6割弱がスマホ決済を利用したいと回答しました。サービスを選ぶ際に重視するポイントとしては、「利用できる店舗・サービスの多さ」と「支払いのスムーズさ・手順の簡単さ」がそれぞれ66.1%で並び、利便性が最優先されています。「ポイント還元率の高さ」も49.2%と根強い支持を集めました。
自由回答では、楽天ペイ利用者から「ポイントが自動的に支払い原資となり生活防衛に役立つ」といった声や、交通系電子マネー利用者から「アプリを立ち上げずにタッチだけで決済できる」といった利点が挙げられています。特定の経済圏や端末の操作性が、継続利用を後押しする大きな要因となっているようです。
生活圏内における加盟店の網羅性と、決済完了までのスピード感が、今後のシェア争いを左右する重要な指標となりそうです。
発表日時: 2026年3月13日
関連URL: https://myel.myvoice.jp/products/detail/33107
