☑️ ICチップ読み取りのみで本人確認が完結する新プランを提供
☑️ セルフィー撮影やパスワード入力を省きユーザーの離脱を抑制
☑️ 顔写真のない未成年向けマイナンバーカード等への対応を拡張

TRUSTDOCKは、eKYCサービス「TRUSTDOCK」において、ICチップの読み取りだけで本人確認を完結させる「ICチップ確認プラン」の提供を開始しました。本施策は、これまでのオンライン本人確認において大きな離脱要因となっていた撮影やパスワード入力の手間を解消し、より広範なユーザー層への普及を狙う戦略的なアップデートです。2025年9月に署名検証者の主務大臣認定を取得した同社の技術基盤を活かし、本人確認のハードルを大幅に下げることで、デジタル身分証の社会実装を一段と加速させる方針です。
ユーザー負担の極小化と離脱率の改善
従来のオンライン本人確認では、個人情報の入力、セルフィー(顔容貌)の撮影、あるいは公的個人認証(JPKI)における署名用パスワードの入力といった複数のステップが必要でした。特にパスワード忘れや撮影の不備は、手続き途中でのユーザー離脱を招く大きな課題となっていました。
本プランでは、身分証のICチップから読み取った情報を画面に表示し、ユーザーが内容を確認するだけで本人確認が完了します。セルフィー照合や複雑なパスワード入力を必要としないシンプルなフローを構築することで、サービス提供者は離脱率の低減と機会損失の防止を実現できます。
対応する身分証は以下の通りです。
– マイナンバーカード
– 運転免許証
– 在留カード
– 特別永住者証明書
未成年向けサービスなど新たなユースケースへの対応
本プランの導入により、これまで対応が難しかったケースへの活用が可能になります。例えば、顔写真が掲載されていない未成年向けのマイナンバーカードを用いた本人確認など、従来の画像照合方式では対応できなかった領域をカバーします。

想定される主なユースケースは以下の通りです。
– 未成年を対象としたサービス(ジュニア向け金融サービス、会員登録等)
– ユーザー体験のシンプルさが最優先されるサービス
– 犯罪収益移転防止法などの業法対象外となるサービスにおける身元確認
– 郵送確認など他の手法と組み合わせたハイブリッド型の本人確認フロー
なお、本プランはセルフィー照合を行わないため、単体では犯罪収益移転防止法等の業法に基づく本人確認方式には準拠しませんが、用途に応じて柔軟な設計が可能です。
業界構造への影響
従来の本人確認が「画像・容貌の物理的な一致」に依存していたのに対し、本プランは「ICチップ内のデジタルデータ」の活用に軸足を移しています。これは、厳格な法規制に基づくフルスペックの本人確認と、利便性を最優先するライトな身元確認の間にある「確認強度の空白」を埋める、補完的な拡張レイヤーとして追加されるものです。事業者側は手続きの簡略化によるコンバージョン改善を享受し、利用者はパスワード入力や撮影といった心理的・物理的コストから解放される実益を得ることで、デジタルIDの日常的な利用に向けた検証フェーズとなります。
発表日時: 2026年4月27日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000386.000033766.html
