☑️ NTTデータが法人向けに請求書受領から振込まで完結する新サービスを提供
☑️ 共同利用型法人インターネットバンキングの画面上で一気通貫の処理が可能
☑️ 取引先企業の請求書処理における作業時間を約60%削減する見込み

NTTデータは2026年7月15日、金融機関の取引先企業向けに、請求書の受領から支払いまでを一気通貫で行える請求書業務DXサービス「TetraBRiDGE for Bank」を2026年7月より提供開始すると発表しました。同社は、手入力やCSV取り込みを省くことで、取引先企業の請求書処理業務における作業時間を約60%削減するとしています。
開発の背景と経緯
人手不足の深刻化や業務の高度化を背景に、企業のバックオフィス業務の効率化が求められています。NTTデータはこれまで、マルチバンク決済サービス「BizHawkEye」と連携した「TetraBRiDGE」を提供してきましたが、支払口座を特定金融機関に集約する傾向がある地域企業の取引先向けに、より簡易な一体型の仕組みが求められていました。また、従来のサービスは画面が請求と決済で分かれている課題もあり、法人インターネットバンキング上で完結する「TetraBRiDGE for Bank」の開発に至りました。同サービスは、NTTデータが推進する金融機関の経営変革支援の取り組み「ARISING」の一環に位置づけられています。
法人インターネットバンキングとのAPI連携
同サービスは、共同利用型法人インターネットバンキング「AnserBizSOL」を利用する企業向けのサービスです。Sansanが提供する「Bill One」やinvoxが提供する「invox受取請求書」などの複数の請求書受領DXサービスと連携します。普段利用している法人インターネットバンキングと同様の操作性で、請求書データの受領・デジタル化・管理からインターネットバンキングでの振込依頼までをAPI等で接続し、統合画面上で処理できます。
3つの主要機能
同サービスは、主に「請求書管理」「支払管理」「会計仕訳」の3つの機能を備えています。請求書管理機能では、複数の受領サービスから請求書データを取り込んでデジタル化し、支払データに変換します。支払管理機能では、請求データをもとに総合振込、振込振替、でんさい決済へ自動で振り分け、法人インターネットバンキングへ連携します。会計仕訳機能では、会計システム用の仕訳データを自動生成して出力が可能です。
導入予定と今後の展望
2026年度中に北海道銀行、千葉興業銀行、横浜銀行、北陸銀行、大分銀行、西日本シティ銀行への導入を予定しており、足利銀行と静岡銀行が導入を検討しています。今後は「AnserBizSOL」を利用する全国80以上の金融機関や約150万社の取引先企業への展開を進める予定です。将来的には、海外送金やクレジットカード決済の拡充、経費精算や請求書発行機能などの提供も計画しています。
発表日時: 2026年7月15日
関連URL: https://www.nttdata.com/global/ja/news/release/2026/071500/
