☑️ Mastercardによる即時クロス通貨決済のパイロットテストへの参加
☑️ グローバル送金基盤を通じたユーロとデンマーク・クローネ間の同時決済
☑️ インフラへの直接アクセスによる統合の複雑さや資金調達リスクの軽減

Mastercardは2026年6月1日、Danmarks NationalbankおよびSveriges Riksbankと協力し、TARGET Instant Payment Settlement(TIPS)プラットフォーム上での即時クロス通貨決済(TIPS X-CCY)のパイロットテストに参加したことを発表しました。
本テストでは、同社のグローバル送金プラットフォーム「Mastercard Move」を利用してトランザクションを処理しました。ユーロとデンマーク・クローネの間で決済が同時に行われ、決済リスクの軽減を図る仕組みです。また、One Leg Out Instant Credit Transfer(OCT Inst)スキームの下で、エントリーレグおよびエグジットレグの決済サービスプロバイダーとしての役割を実行し、インバウンドとアウトバウンド双方の処理を検証しました。
同社は本件について、銀行やフィンテック企業が独自の接続を構築・管理することなく中央銀行のインフラにアクセスできるため、統合の複雑さや資金調達リスクの軽減、流動性管理の向上につながると説明しています。また、欧州中央銀行(ECB)のガバナンスやISO 20022標準に準拠しており、公共部門によるクロスボーダー決済の近代化を支援するとしています。
今後は、対応する決済スキームや通貨、対象地域の拡大を進めていく方針です。
