桑名三重信用金庫、電力契約情報を活用した「Grid Data KYC」で継続的顧客管理の実証実験を開始
☑️ 桑名三重信用金庫、「Grid Data KYC」を用いた継続的顧客管理の実証実験を開始
☑️ 電力契約情報と顧客情報を照合し顧客に負担をかけない居住実態確認手法を検証
☑️ 従来郵送に伴う回答率低下やコスト増加の課題解消とリスク管理高度化を目指す

桑名三重信用金庫は2026年10月22日、カウリスが提供する「Grid Data KYC」を活用した継続的顧客管理業務の効率化および高度化に向けた実証実験を開始したと発表しました。
マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与対策(AML/CFT)の重要性が国際的に高まる中、金融庁のガイドラインでは顧客情報を定期的に確認し、リスクに応じた継続的な管理を行うことが求められています。従来、多くの金融機関ではハガキなどの郵送で本人情報を確認していましたが、回答率の低下や郵送費用の高騰に加え、第三者への誤送付による顧客情報リスクが大きな課題となっていました。桑名三重信用金庫においても、ハガキ等の郵送による管理で生じる低い回答率や郵送コスト、管理の事務的負荷への対処が必要とされていました。

今回導入された「Grid Data KYC」は、カウリスが全国の一般送配電事業者と提携し、約8,000万世帯の電力契約情報を活用して顧客の居住実態を確認するサービスです。同サービスは経済産業省の「グレーゾーン解消制度」を活用し、犯罪収益移転防止法における継続的顧客管理および不正口座開設防止の目的において、顧客本人の同意不要で利用が可能である旨の回答を得ており、すでに複数の金融機関で導入されています。
本実証実験では、桑名三重信用金庫が保有する顧客情報の一部を「Grid Data KYC」を通じて全国の一般送配電事業者の電力契約情報と照合します。照合により、届出住所における電力契約の有無や顧客情報の合致状況、「空き家」などの居住実態を確認します。これにより、顧客にハガキ等への回答を求めることなく、金融機関が居住実態確認を通じて継続的顧客管理を完了とする運用の有効性を検証します。
桑名三重信用金庫は本実証を通じて、継続的顧客管理の完了率向上や郵送コスト・事務工数の削減可能性を検証する方針です。さらに、居住実態の確認により空き家や別人居住の可能性を把握し、リスクの高い口座を効率的に検出する体制の構築を目指します。桑名三重信用金庫は、業務効率化とリスク管理の高度化を両立し、より確実な顧客管理体制の構築を目指すとしています。
発表日時: 2026年10月22日 11時00分
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000191038.html


