SBペイメントサービス、UCP活用の「AIコマースシミュレータ」を開発

☑️ AIエージェント経由の購買フロー検証環境
☑️ UCPで加盟店・EC事業者とサーバー接続
☑️ 決済は疑似処理で実資金移動なし

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SBペイメントサービスは2026年10月29日、AIエージェントを介した購買体験「エージェンティックコマース」への対応に向け、Universal Commerce Protocol(以下「UCP」)を活用した「AIコマースシミュレータ」を開発したと発表しました。AIエージェントを想定した商品検索から購入・決済連携までの一連の購買フローを体験・検証できる環境です。

UCPでサーバー同士を接続

「AIコマースシミュレータ」は、SBペイメントサービスが構築した疑似AIエージェント機能を利用し、AIエージェントを介した購買フローを疑似的に再現できる検証環境です。チャット形式で商品に関するキーワードなどを入力すると、入力内容に応じて商品が提示され、その商品の購入手続きや決済連携までの流れを確認できます。

UCPで定義されるインターフェースを用いて、SBペイメントサービスの疑似AIエージェント側のサーバーと、加盟店やEC・カート事業者側のサーバーを接続する検証ができます。システム間の連携や、購入・決済連携に必要となるデータの受け渡しを確認できます。図では、シミュレータ側の役割として商品提案、購買フローの体験、決済方法の選択・決済連携が、加盟店側の役割として商品情報、注文管理、決済サービスなどが示されています。

今後は加盟店らと検証を順次実施

SBペイメントサービスは今後、複数の加盟店やEC・カート事業者との検証を通して、エージェンティックコマースへの対応に必要となるシステム連携や開発上の課題、決済連携などを確認し、将来のサービス提供を見据えた機能・仕様の高度化を進めるとしています。

背景として、同社は、国内の加盟店やEC・カート事業者がエージェンティックコマースへの対応を検討する際に、自社システムに必要となる対応範囲や具体的なシステム改修、データ連携、決済連携などを事前に確認することが難しいという課題があると説明しています。

なお、「AIコマースシミュレータ」のチャット機能は、生成AIや大規模言語モデル(LLM)には接続せず、あらかじめ設定したキーワードを判定し、設定されたシナリオに沿って応答する方式です。また、シミュレータにおける決済は検証用の疑似処理であり、実際の資金移動や実決済は行いません。

発表日時: 2026年10月29日
関連URL: https://www.sbpayment.jp/news/press/2026/20261029_001606/