☑️ Liquidがオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」の審査管理機能に新オプションを提供
☑️ 運転免許証の外字やマイナンバーカードの文字化け、在留カードのOCR誤認識などを審査担当者が直接修正可能に
☑️ AI審査機能との連携で、修正が必要なケースのみ選別対応し、事業者の業務負担軽減につなげる

Liquidは2026年5月15日、オンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」の審査管理機能「LIQUID eKYC Manager」に新機能「Managerデータ修正オプション」の提供を開始しました。本機能により、本人確認書類のIC読取やOCR結果で発生する外字や文字化け、誤認識といった課題に対し、審査担当者(オペレーター)が管理画面上で直接テキストデータを修正・補完できるようになります。従来のオンライン本人確認では、書類仕様に起因して外字や文字化けによって正確なデータ取得が困難なケースがあり、Liquidの実績では運転免許証データの約10%で氏名、約6%で住所に外字が含まれ、目視確認が必要となっていました。
外字・文字化けなどの課題に対応
「Managerデータ修正オプション」は、運転免許証の外字、マイナンバーカードの文字化け、現行在留カード等の氏名・住所におけるOCR誤認識といった課題に対応します。運転免許証では外字がIC仕様上テキストではなく画像として記録されるため、IC読取のみでは正確なテキストデータを取得できませんでした。また、マイナンバーカードでは製造仕様に起因し、稀に氏名・住所がハングル文字や文字化けとして表示されるケースがありました。現行在留カード等はIC読取データが表面全体画像のため、氏名・住所のテキストデータはOCRに依存していました。
本オプションの導入により、オペレーターはeKYC Manager上の審査画面で、IC読取またはOCRの取得結果を初期値として確認し、必要に応じて氏名、生年月日、住所、在留関連情報(在留期間満了日、在留資格)を修正・補完できます。特に金融機関では、2024年6月の犯罪対策閣僚会議で決定された「在留期間に基づいた預貯金口座の管理強化」の方針を受け、在留期間満了日の正確な把握ニーズが高まっており、このニーズへの対応も可能と同社は説明しています。
審査業務フローとAI連携による効率化
利用事業者は、Manager管理画面で補正対象項目をON/OFFに切り替えるだけでカスタマイズ設定が完了します。LiquidのAI審査機能と連携することで、外字や文字化けなどでオペレーターによる補正対応が必要なケースのみが抽出され、「Managerデータ修正オプション」の環境下で修正されます。外字のない運転免許証や文字化けのないマイナンバーカードなど、問題のない申請はAI審査機能が自動判定で完了させるため、オペレーターが全件チェックする必要がなくなります。これにより、審査業務の効率化と、運用コストの抑制につなげる狙いです。
本人確認をとりまく環境変化と新機能の意義
本機能は、オンライン本人確認における本人確認書類のデータ取得精度を高め、審査業務の運用負担を軽減するものです。従来のオンライン本人確認では、書類の特性や読取方式の制約により正確なデータ取得が困難なケースがありましたが、本機能は審査担当者が管理画面上で直接データを修正・補完できる仕組みを提供します。これにより、AI審査機能との連携によって、修正が必要な申請に限定してオペレーターが対応できるため、事業者側の全件チェックが不要となり、効率的な本人確認プロセスの構築を可能にする位置づけです。また、犯罪対策閣僚会議で示された在留外国人の預貯金口座管理強化といった行政方針への対応支援にもつながり、外国人材を悪用した犯罪リスクの抑制に寄与する可能性もあると同社は説明しています。
発表日時: 2026年5月15日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000061051.html
