☑️ Chaseがドイツでアプリ完結型デジタル銀行サービスを開始
☑️ 初回商品は手数料無料の貯蓄口座、当初4カ月は年4%金利
☑️ VideoIdentやeID本人確認、月次利払い、税控除設定に対応
JPMorganChaseは2026年5月20日、ドイツでデジタル銀行「Chase」を正式に開始しました。最初の商品は手数料無料の貯蓄口座で、残高に対して当初4カ月は年4%、その後は変動の基本金利として年2%を適用します。米国と英国で展開してきたChaseを、欧州では英国に続く2市場目としてドイツに投入し、ドイツの消費者がアプリから貯蓄口座を開設・管理できるようにする点が差分です。
Chaseのドイツ向けサービスは、完全にアプリベースの銀行サービスとして提供されます。利用者は、主要アプリストアからChaseアプリをダウンロードできます。必要に応じて、電話またはチャットで専門スタッフによる顧客サポートに接続できます。
当初4カ月は年4%、以後は変動の年2%
Chaseの貯蓄口座は、手数料無料で利用できる設計です。金利は2026年5月20日時点で、当初4カ月が年4%、その後は変動の基本金利として年2%です。利息は日次で計算し、月次で支払います。
口座開設はアプリ上で完結します。本人確認は、VideoIdentまたはドイツの国民IDカードのeID機能で行います。利用者はアプリ内で貯蓄の進捗、残高、獲得利息、目標に対する進捗を確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供地域 | ドイツ |
| サービス | Chaseのデジタル銀行サービス |
| 初回商品 | 手数料無料の貯蓄口座 |
| 金利 | 当初4カ月は年4%、以後は変動の基本金利として年2% |
| 利息計算・支払い | 日次計算、月次支払い |
| 本人確認 | VideoIdent、ドイツ国民IDカードのeID機能 |
| 顧客サポート | アプリから電話またはチャットで専門スタッフに接続 |
| 預金保護 | 法定預金保険で1顧客・1銀行あたり10万ユーロまで保護 |
税控除設定や預金保護もアプリ内で扱う
Chaseは、貯蓄で得た利益に適用される税金の内訳をアプリ上で確認できる機能も提供します。利用者は、税控除の注文をアプリ内で設定できます。
ドイツでは、ChaseはJ.P. Morgan SEが運営します。預金は、ドイツの法定預金保険により、1顧客・1銀行あたり10万ユーロまで保護されます。加えて、J.P. Morgan SEはドイツ銀行協会の任意預金保護基金に加盟しており、個人の預金については現時点で最大300万ユーロまで保護されると説明しています。
2028年までに当座口座、投資、融資商品を投入予定
Chaseは、ドイツで長期的に主要なデジタル銀行になることを目指し、銀行サービス群を拡張する計画です。2028年までに、当座口座、投資、融資商品を含むサービスを開始する予定です。この拡張に向け、同社は新設したベルリンオフィスに150人超の専門チームを配置しています。
Chaseは米国と英国で展開するリテール銀行ブランドで、米国と英国で8,000万人超の顧客を持つと説明しています。英国では2021年に市場参入し、現在は300万人超の顧客を獲得しています。ドイツは、Chaseにとって英国に続く欧州2番目の市場です。
今回のドイツ展開は、Chaseが貯蓄口座を入口として、アプリ完結型の個人向け銀行サービスを始めるものです。利用者にとっては、金利の適用期間、4カ月後の変動金利、本人確認方法、預金保護の範囲、今後追加される予定の商品が確認事項になります。現時点で提供される商品は貯蓄口座であり、当座口座、投資、融資商品は2028年までの投入予定として示されています。
発表日時: 2026年5月20日
関連URL: https://media.chase.com/news/chase-launches-in-germany-with-top-rate-savings-account
