☑️ アイリックコーポレーションとUpstageが保険業務のAI活用で提携
☑️ 給付金支払査定や引受審査での判断根拠の提示と効率化を推進
☑️ 日本語特化LLMと保険商品データベースを融合したソリューション

アイリックコーポレーションは2026年6月16日、Upstage AIと、生成AIの活用を通じて保険業界の業務変革および効率化に貢献することを目的とした提携を締結したと発表しました。両社は保険分野に特化した先進的なAIソリューションを共同開発し、給付金支払査定および引受審査業務の精度向上と効率化を目指します。
提携の背景と生成AI活用の目的
保険業界では、紙の申込書や手書き帳票といった非構造化データの処理が人手による入力・確認作業のボトルネックとなっています。また、保険業法などの複雑な規制遵守にも専門知識が求められます。今回の提携では、給付金支払査定においてAIが規定を解釈し、判断結果とあわせて理由や根拠を提示する仕組みの構築を狙います。これにより、情報処理の迅速化と判断精度の向上、コンプライアンス対応の強化を同時に実現するとしています。
両社の役割と共同ソリューションの展開
アイリックコーポレーションは、保険ショップ「保険クリニック」の運営やシステム開発で蓄積した保険商品データベースと、約款検索システム「AS FiNDER」などの業務知見を提供します。Upstage AIは、日本語特化LLM「Syn Pro」やDocument AI技術を活用し、紙データのデータ化やRAG/AIエージェントの構築をリードします。両社は、保険業務向けソリューションの共同企画や概念実証(PoC)を進め、完成したサービスを保険業界へ提供する計画です。
今後の展望と現在の進捗
現在、生命保険会社および損害保険会社から、給付金支払査定や引受査定業務を中心としたPoCやシステム開発に関する問い合わせが多数寄せられています。両社はすでに、アイリックコーポレーションのデータ資産とUpstageの生成AI技術を組み合わせた提案活動を開始しており、複数の案件において検証の準備を進めています。今後は実業務での検証を通じ、組織知と生成AIを組み合わせた実装モデルの構築を目指す方針です。
発表日時: 2026年6月16日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001045.000001256.html
