☑️ かっこがクレカ不正利用に関する実態調査2026の結果を公表
☑️ 被害金額の補償率は69.8%に留まり前年比で16ポイント減少
☑️ 20代の3割超が申請方法不明を理由に被害を放置している実態

かっこは2026年6月30日、ネットショッピング利用者でクレジットカードの不正利用被害に遭ったことがある全国の20歳以上の男女400人を対象に実施した「クレジットカード不正利用に関する実態調査2026」の結果を公表しました。調査の結果、被害金額が「補償された」との回答が69.8%に留まり、2025年調査と比較して16ポイント減少していることが明らかになりました。
低額決済による補償期限切れと若年層の放置実態
補償率が激減した背景について、同社は不正者が一度に大金を盗むのではなく低額の決済を繰り返すことで長期間気づかれにくくし、カード会社が定める一般に60日以内の補償期限が切れてしまうケースがあるためと分析しています。また、被害に遭ったにもかかわらず補償を「申請せず放置した」割合は全体で19.8%にのぼりました。年代別では20代の31.3%、30代の28.8%が「申請方法が分からず放置した」と回答しており、手続きに電話等のアナログ対応を求めるカード会社の仕様が、デジタルに慣れた若年層の心理的ハードルとなっている実態が浮き彫りとなりました。

春夏の大型連休とセール時の「焦り」を狙う手口
被害に遭った時期は「4~6月(23.8%)」と「7~9月(20.8%)」を合わせて春夏に4割以上の被害が集中しています。新生活やゴールデンウィーク、夏休みといった消費活動が活発になる時期や、ECサイトの大規模セールに合わせて不正が発生していると推測されます。カード情報を入力してしまった際の状況としては、「セール中で焦っていた」という回答が23.5%で最多となり、次いで「通販サイトからの連絡待ちだった(10.3%)」が続きました。人間の注意力が低下する瞬間が巧みに狙われています。
不正利用の対象商品と本人認証導入のジレンマ
不正利用により購入された商品は「家電・電子機器、パソコン(25.0%)」が最多で、次いで「ホビー(18.8%)」、「食品(15.5%)」となりました。なかでもホビーは前年比5ポイント上昇しており、フリマアプリ等で現金化しやすいトレーディングカードや限定フィギュアが標的となっています。対策としてEMV 3-Dセキュア(本人認証)の導入は前年比約2倍に急増したものの、ユーザーの71.5%が「本人認証は面倒」と感じている利便性とのジレンマも判明しました。被害後の行動変容では、40代以降は「毎月明細を確認する」割合が高い一方、若い世代ほど「利用通知機能を設定する」傾向が見られました。
発表日時: 2026年6月30日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000229.000009799.html
