Zept、JPYC対応の請求・入金管理基盤「JSI」を開発 経理フローを一元化
☑️ Zept、JPYCを活用した請求・決済・入金管理を一元化する「JSI」を開発
☑️ 請求書発行から自動消込、月次レポート出力までを単一フローで一括管理
☑️ 税務前段階の証憑整理に特化し、会計ソフト連携も将来拡張として検討

Zeptは10月21日、ステーブルコイン「JPYC」を活用した請求・決済・入金管理を一元化するプラットフォーム「JP Stablecoin Invoice(以下、JSI)」を開発したと発表しました。
JSIは、JPYCによる請求書の発行から、ブロックチェーン上の取引検知、請求情報との自動照合・消込、領収書発行、入金記録の保存、月次レポートの出力までを一つの業務フローで管理するサービスです。請求内容を登録して支払い用QRコードが付与された請求書を発行し、取引先は指定されたウォレットへJPYCを送金できます。送金後はブロックチェーン上の取引情報を取得し、送金先や金額などを請求データと照合して、一致が確認された入金を請求情報に自動で紐づけます。入金確認後は取引情報に紐づいた領収書を発行し、請求書、入金額、送金元・送金先ウォレット、取引日時、トランザクションハッシュなどをまとめて管理する設計となっています。さらに、これらの情報を整理し、PDFやCSV形式の月次レポートとして出力が可能です。
同社の代表取締役社長である榎公志氏は、開発においてブロックチェーン上のデータを扱えること自体ではなく、経理担当者が日常業務の中で自然に使える形にすることを重視したと説明しています。企業がステーブルコインを日常的に使うためには、支払いができることだけでなく、請求から月次資料作成まで既存の経理業務につなぐ仕組みが必要であるとの見方を示しました。

JSIの想定利用シーンとしては、法人間取引の請求・入金管理や個人事業主・フリーランスの請求業務、Web3関連サービス、イベント・コミュニティ運営、継続的なJPYC決済が挙げられています。
なお、本サービスが担うのは税務判断そのものではなく会計処理へ渡す前段階の情報整理であり、税務判断や確定申告書の作成・提出を代行するものではありません。利用者のウォレットや秘密鍵を預からない非カストディ型を前提とした設計を想定しており、APIキーや暗号化による通信・データ保護、役割に応じたアクセス権限管理、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応を見据えた証憑管理を設計方針としています。今後はMVPでJPYCを中心とした請求・入金管理からスタートし、freeeやマネーフォワード クラウド会計、弥生会計などの会計ソフトとのAPI連携は今後の機能拡張として検討するものであり、現時点での対応を保証するものではないとしています。
発表日時: 2026年10月21日 12時00分
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000153712.html



