☑️ エム・ピー・ソリューションがJMMSの新型端末を発表
☑️ 決済部と画面を分離し利用時の視認性を向上
☑️ アンテナ内蔵と仮固定フックで設置時間を約2分へ短縮

無人機や自動機向けの電子決済アウトソーシングを展開するエム・ピー・ソリューションは、キャッシュレス決済サービス「JMMS」において、NEC製の新型決済端末「IM28」の対応を2026年4月から開始すると発表しました。ハードウェア構成の刷新により、導入の障壁となっていた設置コストの削減と操作性の向上を狙う取り組みです。
無人機 キャッシュレス決済の設置課題を解決
新たに導入されるIM28は、4.3インチのカラータッチパネルディスプレイと、FeliCaやNFCを読み取る決済部を上下に独立させた分離型デザインを採用しています。スマートフォンやクレジットカードをかざす際に画面の表示が隠れてしまうという従来の課題を解消し、決済エラー時などの視認性を確保しました。
端末の設置作業においても構造の簡略化が進められています。通信機器とアンテナを本体に内蔵して配線を省いたほか、決済端末側に自立用の仮固定フックを設けました。同社は、仮固定した状態で裏側から専用ブラケットを用いて取り付ける仕組みにより、これまで2名で行われることが多かった設置作業を1名で遂行できるようになったと説明しています。アンテナ配線が不要になることで、従来15〜30分程度かかっていた作業時間が約2分に短縮される見込みです。
OSにはAndroid 12をベースとした「PayDroid」を採用し、タッチ操作の円滑化を図っています。屋外での利用を想定し、防塵・防水規格「IP56」および耐衝撃性能「IK08」に準拠した堅牢な設計となっています。
通信環境に応じた端末の使い分け
同社は今後、設置場所の通信環境や顧客のニーズに合わせて、現行機の「IM10」と新端末の2機種を使い分ける方針を示しました。
| 端末名 | 処理方式 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| IM10 | リッチクライアント方式 | 通信環境が不安定な場所でも高い安定性を維持 |
| IM28 | シンクライアント方式 | サーバー側での決済処理とアンテナ内蔵による低価格化 |
低価格化を実現したIM28を今後の主力モデルと位置づけ、順次展開を拡大していく計画です。自動販売機などの無人機市場におけるキャッシュレス化の進展に伴い、人手不足や導入コストといった課題をいかにクリアしていくか、今後の普及動向が注視されます。
発表日時: 2026年3月10日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000030773.html
