☑️ HashPort WalletがKilnの資産運用インフラを導入
☑️ ウォレット内でUSDCやcbBTCのレンディングが可能に
☑️ 日本の低金利環境下でデジタルアセットの運用機会を創出

HashPortは、自社が開発・提供するHashPort Walletにおいて、Kilnの提供するOmniVaultインフラを活用したオンチェーン利回り運用機能の提供を開始しました。日本国内で100万人以上のユーザーを有する同ウォレットは、この取り組みにより日本市場における先進的な運用事例の構築を目指す方針です。
デジタルアセット運用の利便性向上
日本の銀行預金金利が長年低水準にとどまる中、デジタルアセットの普及は進む一方で、国内ユーザーの運用選択肢は限定的でした。従来、利回りを得るには外部プラットフォームへの資産移動や個別のポジション管理が必要であり、操作の煩雑さが利用の障壁となっていたとHashPortは分析しています。
今回の機能導入により、ユーザーはHashPort Wallet内から直接資産を預け入れ、運用状況をリアルタイムで確認できるようになりました。外部サービスを経由せずに利回り運用へアクセスできる環境を整備したとしています。
Aaveを基盤とした2つの運用戦略
HashPort Walletでは、信頼性と流動性を備えたDeFiプロトコルであるAaveを基盤とした以下の運用戦略を提供します。
| 運用戦略 | 詳細・特徴 |
|---|---|
| AAVE v3 USDC(Base)レンディング | USDCを活用した安定性と予測可能性を重視した運用 |
| AAVE v3 cbBTC(Base)レンディング | ビットコイン連動資産から利回りを創出する運用 |
基盤となるAaveは、複数のブロックチェーンにおいて総ロック資産(TVL)が300億ドルを超える実績を有します。Kilnは、2025年に主要ブロックチェーンにおける委任資産総額が180億ドルを突破しており、機関投資家水準のオンチェーンインフラをリテール市場向けに提供する体制を整えました。
大阪・関西万博からのリニューアル
HashPort Walletは、大阪・関西万博のEXPO2025デジタルウォレットをリニューアルしたアプリです。万博期間中に累計約100万ダウンロードを達成し、590万件以上の取引を処理した実績があります。現在はAptos、Ethereum、Polygon、Baseなど複数のブロックチェーンに対応しており、今回の新機能追加を通じてデジタルアセットの有効活用を後押しする方針です。
この動きは、国内の個人投資家が分散型金融の利回りに直接アクセスする際の心理的・技術的ハードルを下げる契機となります。既存の100万ユーザーを基盤に、デジタルアセットの単純保有から運用へのシフトが加速するかが今後の焦点となりそうです。
発表日時: 2026年2月24日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000178350.html
