☑️ Samsung WalletがCLEARと提携し、米国パスポート情報に基づくデジタルIDの追加に対応
☑️ 250以上のTSAチェックポイントや一部スポーツアリーナで物理ID不要の本人確認を実現
☑️ 米国パスポートホルダーがより迅速かつ安全に移動できるよう設計、PINや指紋認証で保護

Samsung Electronics Americaは、CLEARとの提携により、米国パスポート情報に基づいた「Samsung ID with CLEAR」をSamsung Walletに導入したと、2026年5月26日に発表しました。これにより、米国パスポートホルダーはスマートフォン内のSamsung WalletにデジタルIDを登録し、250以上のTransportation Security Administration(TSA)チェックポイントや、ロサンゼルスのBMOスタジアムなど一部のスポーツアリーナで、物理的なIDを提示することなく本人確認ができるようになります。
Samsung ID with CLEARは、米国パスポートの情報を基にCLEARが本人確認を行うデジタルIDです。利用者はSamsung Walletの「Quick Access」タブから「Samsung ID with CLEAR」を選択し、手順に従って登録します。登録後は、空港の保安検査場などでスマートフォンを対応するリーダーにタップするかQRコードをスキャンすることで本人確認を完了できる仕組みです。これにより、物理IDを探す手間が省け、よりスムーズな移動体験が期待できるとSamsungは説明しています。
Samsung Walletでの利用方法とセキュリティ
Samsung ID with CLEARは、有効な米国パスポートを所有するユーザーが利用可能です。Samsung Walletに登録されたデジタルIDは、指紋またはPINでのアクセスが必須となり、GalaxyデバイスのSamsung Knox機能によりデバイス上で情報が暗号化されるため、高いセキュリティが確保されていると説明しています。
Samsung Walletは支払いカード、ID、搭乗券、デジタルキーなど日常的に必要な情報を安全に一元管理できるプラットフォームとして位置づけられています。今回のデジタルID統合により、米国パスポート、旅行、21歳以上の年齢確認、その他の政府関連の本人確認用途をサポートするとしています。なお、基本的なCLEAR IDの利用は無料ですが、CLEAR+へのアップグレード(空港のCLEAR+レーン利用など)には別途料金が発生します。
利用者にとっての実務上の差分
今回の連携により、米国パスポートホルダーは、従来の物理パスポート提示に代わり、スマートフォン内のデジタルIDで本人確認が可能になります。これにより、空港での保安検査などの際、物理IDを取り出す手間が省け、より迅速な通過が期待できます。Samsung Walletは指紋またはPIN認証とデバイス上の暗号化によってID情報を保護する設計で、運用者は物理IDの紛失リスク低減も期待できるとみられます。導入時には、対応するTSAリーダーマシンの有無や、搭乗券が別途必要になる場合があるといった利用条件を確認することが実務上の論点になると考えられます。
発表日時: 2026年5月26日
関連URL: https://news.samsung.com/us/samsung-partners-clear-samsung-id-clear-samsung-wallet
