☑️ LayerXが企業のAI利用・コスト管理に関する実態調査2026を公表
☑️ 73.3%がAIコストを「経営課題」または「1年以内に課題になる」と回答
☑️ 月間のAI利用コストは平均約274万円でAIエージェントによる増加が鮮明

LayerXは2026年6月30日、企業でAI利用コストを管理・把握する立場の400名を対象に実施した「企業のAIコスト管理に関する実態調査 2026」の結果を公表しました。同調査は2026年6月12日から13日にかけてインターネット調査で実施されたものです。同社は、AI活用が「まず使う」段階から「投資対効果を見ながら管理する」フェーズへ移行していると分析しています。
AI利用コストの増加と経営課題化の実態
調査結果によると、AI利用コストが「すでに経営課題」であると回答した人は19.0%、「1年以内に経営課題になる」は54.3%となり、合わせて73.3%が直近の重要課題として捉えていることが分かりました。前年比でコストが増加したと実感する企業は66.5%にのぼり、そのうち65.5%がコーディングエージェントや業務エージェントの利用に伴ってコストが増加していると回答しています。会社全体の月間AI利用コストを算出したところ平均値は約274万円で、64.8%の企業で月間50万円以上の費用が発生しています。
コスト把握における不透明さと管理ニーズの変容
AI利用コストの把握について、82.8%が「課題を感じている」と回答しました。具体的な課題は「セキュリティ・情報漏えいリスクへの懸念」(30.5%)が最多で、次いで「従業員による個人立替などの実態把握」(25.1%)、「請求額と利用内訳が結びつかない」(24.2%)、「AI利用の成果やROIを測りづらい」(24.2%)と続いています。現状の把握項目は「部署・チーム別の利用額」(32.7%)など大枠にとどまる一方、今後整備したい項目のトップは「AI利用額と成果・ROIを紐づけたデータ」(21.8%)となっており、投資対効果まで含めて管理したいというニーズが高まっています。
利用実態の可視化を支援するサービス提供
LayerXでは、こうしたAI利用コストの把握・分析を支援する「バクラクAIトークンアドバイザー」を提供しています。AIエージェントは複数回の推論を重ねるため、従来のチャット利用と比べてトークンの消費やAPI利用が増えやすい特性があります。同サービスは、誰がどの用途でどれだけAIを利用しているかを可視化し、AI投資の適正化や社内での利用管理を支援する仕組みとしています。リリースでは、AI利用コストを人件費や広告費と同様に、投資対効果の観点から管理すべき経営資源へと位置づけていく必要があると説明しています。
発表日時: 2026年6月30日
関連URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000625.000036528.html
